マンモグラフィの医師アルバイト
専門性から見たマーケット動向
マンモグラフィのみの案件は少なくなっており、最近は乳腺外来や乳房触診がある検診に付随するケースが増えてきています。
ex1 乳がん検診(視触診)10~20/コマ + マンモグラフィ・乳腺エコーの読影
ex2 乳がん検診(視触診)30名/日+ 健診の結果説明 + マンモグラフィ読影
ex3 乳がん検診の結果説明 +マンモグラフィ読影
等です。
給与は半日45,000~50,000円の範囲を推移し、外来や検診もある事から、医療機関の8~9割は女性の先生を求められています。
ただ、女性の先生は少なく なかなか担当医が決まらない傾向があるため、勤務時間を調整可能にし、門戸を広げた求人が出る医療機関が多くあります。人数と時間調整が自由にできるという予約外来だからこそ出来ることでもあります。
尚、求人を受けた当初は時間調整が不可だった案件が、希望する先生が現れたとたんに時間調整が可能になり、ご勤務が決まったケースも有りますので、勤務時間が固定の募集でもまずはお問い合わせいただければと存じます。
また、マンモグラフィの読影のみという案件もタイミングによっては発生します。遠慮なくお問い合わせくださいませ。ご希望の曜日・時間・エリアで健診機関や読影機関にあたらせていただきます。
マンモグラフィの入職事例
マンモグラフィ 49歳 女性 乳腺外科医
先生から問合せを受けたのは、数年前の事でした。乳腺外科医として、乳がんのオペを中心に仕事をされているベテランの先生でしたが、週4日勤務の為、もう1日アルバイトすることで時間を有効に活用したいという事がお問合せ頂いた理由でした。
今勤務している病院から近すぎると、勤務先の人に会う可能性があり、それを避けたいために現職場の病院からは少し離れた場所のほうが良いとの事。とは言っても、お住まいの都心から遠方になってしまうと、通勤の辛さが負担になってしまう可能性があるため、続くかどうかといった心配もありました。そもそも、マンモグラフィの仕事は、都心では女性医師に限定する傾向がありますので、先生にとっては有利なのですが、マンモグラフィの読影を専門で募集している医療機関は殆どない状態でした。
しかし、よくよくお考えの仕事内容を伺ってみると、マンモグラフィの読影にこだわっているわけではなく、乳房触診などがんの健診に関わる仕事であれば良いとの事。ただ、多少でもマンモの読影(主に乳がん検診)を含むアルバイトである事は外さずに、ご提案させて頂きました。
場所は婦人科をメインに運営しているクリニックでしたが、どんなに掛っても1時間以内で通勤できる立地条件でした。求人自体は、急募ではなく、当初、何かしらの専門をもった方で、尚且つ人柄も重視しているので、その辺を理解頂いて紹介して下さい。という内容が先方の要望でした。相当ハードルが高いクリニックだったのですが、先生が長年のご経験やスキルをお持ちで、更に面接中には話が盛り上がり、先生の穏やかで芯の通った人柄が重なり、先方にはとても気に入っていただけたご様子でした。
その後、先生からは、スポットで探してもらいたいというご連絡も時折頂いており、昨年の年末年始においては、婦人科検診のアルバイトをご紹介させて頂きました。このような関係性が保てる事は大事なことです。