心臓血管外科
当社をはじめ、医師転職支援会社をご利用頂く際に、純粋な心臓外科をお考えになられる場合は、その求人枠の狭さから、選択肢は決して広いとは言えない状況です。
心臓外科手術を実際に行っている医療機関は標榜している件数の割には少ない上に、大学医局の関連となっていることが多いこと、また募集があったとして自身の腕を落とさない・磨けるだけの症例を執刀医として任せてもらえるか…など、様々な要因はあります。
そこに更に、立地条件・就業条件…などなど先生ご自身の思い・ご希望も加味するとどうしても限られてしまうため、エージェントをご利用頂く際は、心臓外科医という内容を重視されるのか、または希望条件等を重視されるか、ある程度ご自身の方向性を選択した上でのお話になります。
心臓血管外科として、手術を続けられたい先生は、下肢静脈瘤や胸部一般外科、シャント造設などのジャンルに進まれる傾向にあるとみます。お話をお聞かせ頂く先生方の傾向としては、主には血管外科領域が多いと感じます。一方、何時までメスを持ち続けるのか、どのタイミングで循環器内科医、心臓内科医への転身を図るのかを考えられる先生も居られます。
いずれの方向性に進むとしても、決断が大きなものであるだけに熟考の時間は欠かせません。その為なるべく早い段階からご転職の準備を始めて頂くことをお勧めします。半年から1年をかける位のお気持ちで、是非お早めにお声掛けください。