健診
健診医を募集している医療機関は、健診会社や、病院、クリニックが挙げられます。 特に最近は予防医学、健診・ドックに力を入れる病院と共に受診者も増加傾向にあり、他科の先生が持ちまわりで健診をされるのではなく、健診専属医師を求めている病院での求人が増えています。
また、健診会社、クリニックで勤務した場合、施設内における人間ドックや健診の他に、巡回健診も業務内容に含まれてきます。健診によっては年に数回ではございますが、数日～約1週間程度の出張を要する巡回健診に行く事もございます。健診業務は企業や学校へ行くことが多いので、4～7月、9～11月は健診の依頼が重なり易く、この間は超過勤務の発生やお休みが他の月と比較しても少なくなってしまう可能性は否めません。しかし、企業や学校がお休みになる8月や、企業や学校の健診時期終了後の12月～3月までの間は、かなり件数が減少します。そういった事から、この期間はまとまったお休みが取れる事が多く、この期間に長期休暇を取り海外旅行に行かれる先生もおられます。
健診内容につきましては、問診や聴打診を行う一般健診が多いです。しかし、企業や工場での検診時には特殊検診（有機溶剤・じん肺・特化則・VDTなど）を含む場合もございます。先生方の中には、特殊検診のご経験がない方もおられますが、ご経験がない場合でも事前に問診内容の説明がございますので、安心してご勤務頂けます。
更に、健診では、院内、院外問わず、婦人科検診（乳がん検診、子宮がん検診）も別枠で実施されております。しかし、必ずしも、婦人科検診をしなくてはならないという事ではなく、ご経験の無い先生は、一般健診や特殊検診のご勤務をして頂きます。 最近は、婦人科検診のみならず、女性受診者に対し企業、学校も女性医師を求める傾向があり、そういった理由から女性医師の需要が増えてきています。勿論、男性医師の求人が無いという事はございませんが、特に都心部の場合、この傾向は顕著に現れるようです。
また、企業側から産業医を求められる事もあり、嘱託産業医としての勤務ができる可能性もございます。
当直なしは当然ですが、健診会社、病院、クリニックの勤務で共通するのは、オンオフのメリハリがついた勤務が挙げられます。先生自身のＱＯＬを考えた場合の選択肢の一つとして健診を選択される先生も居られますので、まずは一度お問い合わせください。
