血液内科
血液内科は専門性が高い為、標榜している医療機関の数が限られます。大規模な医療機関や公的役割をもつ医療機関での需要が多いのが現状です。その為、転職に際し、環境や雇用条件にこだわられますと、転職先の幅は極端に狭くなる傾向にあります。ただ、必要性は認識されている診療科ですので、標榜をしていない場合でも病院側に対し、新たに立ち上げの相談をすることは可能です。
勤務内容を見ますと、専門性を追求した本当の意味での血液内科の求人よりも、求人科目に「血液内科」を標榜して、一般内科と兼務することを目的とした求人のほうが圧倒的に多くなっています。中小規模の医療機関の場合、血液内科に限らず、専門科診療だけでは成り立たないことが多いことが理由です。その点をどのようにお考えになられるかで選択肢は大きく変化します。
新たに血液内科の専門外来を始めるという流れになりますと、検査や設備の導入も必要となるケースがほとんどです。そのあたりもコンサルタントが入ることにより、事前の確認、交渉が可能になります。ご自身で探されるのもひとつの方法ではありますが、勤務環境、条件などの調整につきましても、お気軽にご相談くださいませ。