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事務長インタビュー 第8回 有馬高原病院

2013年10月11日

~ 始めに ~

病院玄関です

第8回の事務長インタビューは医療法人寿栄会 有馬高原病院の浅田耕司事務局長に色々とお伺いしたいと思います。
有馬高原病院は兵庫県神戸市北区にて、精神科396床(内、精神科急性期59、精神科療養120) 療養病床59床の計455床を擁する精神科病院です。

■ 先ずは病院の周辺環境などについて教えてください。

病院周辺については一度ご覧いただければお解りいただけると思うのですが、緑の多い高台です。甲子園球場の3倍の広さの敷地に病院と老健、そして関連の社会福祉法人の特養が三位一体で配置されています。敷地については近隣の森林組合より譲り受けた部分と、現在もお借りしている部分が有ります。それ故に近隣の方々とは切っても切れないご縁が長年続いており、近所のお祭りには院長を筆頭に必ず何人かが参加するのが慣例として続いております。敷地内には、庭園、園芸農場、野球の出来る広さのグラウンドまで有りますので、贅沢な環境と言えます。

 神戸市北区、中国道の神戸三田IC近くに所在することも有り、病院へのアクセスについては気にされる先生が多いと思うのですが、都心部からは案外近く、通勤時間もお車の利用で、西宮や甲子園あたりから30~40分ほどの先生が居られます。実際に、私も大阪の豊中市から通っておりますが40分程です。「神戸市北区」、「最寄り駅がJR三田」というところに惑わされないで頂ければ幸いです。

■ 有馬高原病院のこれからのビジョンや計画などは?

精神科急性期、高齢者対象の精神科、そして合併症を三本の柱としていく、新しい方向性が決まっています。医療として求められる精神科急性期をより強化しその中で、高齢者精神科医療(認知症を含む)を疎かにせず、地域から求められる「身体合併症」に対応していくという三本の柱です。

 特に当院には常勤と非常勤を合わせて3名の内科医がおられます。加えて画像診断機器類は勿論、技師も常駐しておりますので、精神科の先生が不安に思われがちな合併症等への対応は、充分な備えがあると考えます。

 病院の建物はそれなりに築年齢が進んでいますので、先の10年20年を見据えて進化させていくための計画が進行中です。まず第一にN1病棟と呼ぶ第一期の病棟建て替え計画が進んでおり、平成27年秋の竣工を目指しています。以後、N2、N3と進む予定です。また来年2月には先行して300平米の作業療法室の拡張が決定しております。これは現在の病棟の中庭を利用します。何かと敷地に余裕が有る強みです。また本年中には隣地への院外薬局誘致が決定しており、外来患者さん向けのサービス拡充を図ります。これも病院の進化の一つです。

 又従来からの精神科医療での病・診、病・病連携にプラスして、今後は神戸市北区の内科の先生方とのパイプを太くしていく事も目指しています。これは当院にある「内科療養病棟」を地域に開かれた病棟として活用して頂くという既定の方針に拠るものです。又、地域の「かかりつけ医」におられる患者層からのご紹介を頂くべく実働部隊として、院長直轄の地域医療連携室が本年春よりスタートしております。患者さん、ご家族の変化、社会情勢、行政の施策をしっかりと見据えて、医療として求められるところに向かって、変革していこうと努力を始めています。

■ 後期研修医の先生がおいでですね

 後期研修の先生は現在3名がおられます。特に募集の強化をした訳ではないのですが、研修医の先生ご自身で、当院を選んで頂けました。精神保健指定医の取得についても診療部長の強いサポートが有りますので、過去、当院で指定医を取れなかったケースはございません。良い選択をされたのでと思っています。地域へのご縁もあってのご入職者でもあり、永くお勤め頂ければと考えます。今後も良い流れが続いて、毎年お一人でも後期研修の先生が入職されれば、これからの医療の進化への良い状態が維持できると思っております。

■ 尼崎市との連携などは

 従来からの尼崎市行政とはご縁がございましたが、最近はより関係が深まってきました。尼崎市内には精神科病床が有りませんので、保健所事業への協力で、当院の医師が毎週出かけています。また元々から尼崎から当院への入院患者数が多い点もあり、当院初の「訪問看護ステーション」も尼崎市内に開設しています。こちらは600件を超える訪問件数に至っており、まだまだ増加傾向です。病院とは多少の距離が有りますが、尼崎市の患者さまや地域の先生方には貢献できているのではないかと想定しております。

■ 吉川院長先生についてお聞かせください

 私は4年ほどのおつきあいになりますが、まだ49歳と若く患者さんにも懇切丁寧に接する先生です。元々は併設の老健の立ち上げにご尽力いただき、そのまま施設長をお勤めいただきました。その後、病院の院長にお迎えした経緯があります。現在は寿栄会全体の「統括」で、且つ病院長のポジションです。当然ながら当法人全体に対する影響力は大きなものをお持ちです。

 若いときからアウトドアー活動が大好きで、看護師さんや若いスタッフを連れて、バーベキューや海に釣りに、山に登山にとアクティブな方です。先に触れた毎年の地域の夏祭りには病院恒例の「たこ焼きの屋台」を出店しており、院長自ら「たこ釣り」に出かけるといった感じです。大学では山岳部だったそうで、今日も北アルプスに登っておられるはずです。良い意味で医局の先生方にもいい兄貴分としての影響を与えて居られると思います。地域の先生方にも吉川院長の名前は知られておられ、今後は「有馬高原病院の吉川」として、上手く広報戦略をうっていかねばと思っています。これは私を含めて事務方の仕事ですね。

■ ご覧いただいている先生方へ向けて、

現在、精神科の病院もそして当院も変革期を迎えています。急性期医療を強化していく方針に伴って、医師職を含む、職員が大きく意識を変えていく必要が有ります。病院の改革、進化により業務内容も質も変化していく部分が出てきます。これからの病院の変革期をともに歩んでいただける先生、病院に新しい風を入れて頂ける先生をお迎えしたいのが、法人としての願いで有り、喫緊の課題です。

 常勤医の先生方の年齢構成は、30代、20代の先生が中心で、良いバランスになっています。49歳の院長先生を中心に運営されていますので、若い先生方には、37歳の診療部長(副院長)良き兄貴分としてご対応されることかと考えます。 また、精神科への転科希望の先生方には、後期研修医の先生方への指導プランも含めた指導体制は整っております。

併設の介護老人保健施設「青い空の郷」です

 先生方の業務のご負担については、極端に偏ることの無いように診療部長の配慮がありますが、無理をしていただいても診療のクォリティを維持できる事がないのは、承知しております。現在の、日常業務の「適度な忙しさ」をキープするためにも、新しい先生をお迎えしたいところです。当院にご興味をお持ちいただいた先生には、ぜひご連絡ください。

本日はありがとうございました。

有馬高原病院の募集はこちらより

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