診療所
診療所(クリニック)での募集内容につきましては、内科系、外科系だけではなく、透析や在宅、健診、眼科、皮膚科、美容系、産婦人科、メンタルクリニックなど幅広くございます。ただ傾向としては、より地域に密着した経営であるため、求める医師像も親身になって対応していただける、高いコミュニケーション能力、集患という面を含めた先生のお人柄を求められる傾向が高くなっています。
科目別でクリニックにおける状況を記載いたします。
【内科系 】
募集の割合としては、最も多い科目です。基本的には外来がメインとなり、外来とプラスして健診や検査、在宅を取り入れているクリニックなど様々な施設がございます。
【外科系】
小規模なオペを実施しているクリニックもありますが、求人の多くは外来を中心とします。外科に特化した求人というよりは、内科疾患を含めた診察をお願いするケースが多くあります。
【人工透析 】
ご経験があれば腎臓内科、循環器内科、内分泌内科、泌尿器科、救急科と幅広い科の先生にご検討いただけます。診療所ですと地域差はありますが2000万円以上の年報掲示も可能な医療機関が多くあります。
【在宅医療 】
内科系の解説に先述の通り、午前は外来・午後から往診という勤務もあれば、在宅のみという募集もございます。詳細は在宅(訪問診療)をご覧ください。病院での在宅医療と異なり、特に診療所での在宅医療はオンコールが必須となってくるケースがほとんどです。先生方にご負担になりすぎないよう、オンコールの日数は医療機関毎に他医師と調整をして「週末は交代でなしの日を作る」等、様々な設定をされています。またオンコールの頻度によって年俸も変わってまいります。
【健診・人間ドック 】
健診や、人間ドックを実施するクリニックでの募集も少なくありません。ドックでは所見や検査、読影、結果説明など、複数人ローテートで分担している施設もあり、一人で全てを引き受ける必要のある施設は稀になっています(地域によって差異があります)。健診は保険外診療であり、健康な労働者を対象とすることも手伝い、受診者を「顧客」として見る傾向が強くあります。その為、採用の際にはホスピタリティや接遇面を重視するケースが多くあります。施設によっては受診者からアンケートを取り、医師の評価を実施する例も珍しくありません。
【眼科・皮膚科 ・耳鼻咽喉科など】
一般的な保険診療の求人だけではなく、科によっては美容皮膚科、レーシックといった自由診療の募集もございます。自由診療ですとグループで運営している診療所もありますが、保険診療の診療所ですと個人経営のところが多くなります。転職のポイントとしては、個人で運営している診療所の場合、院長がどのようなお考えで診療所を運営しているかが重要になって参ります。
【産婦人科】
依然募集が多い科目の一つです。婦人科疾患をメインに週4日からでも勤務可能な内容から、分娩等を含めオンコールが多い求人まであります。勤務に積極的な先生には高額年俸を支給するところも多くあります。また産科のみでなく、不妊治療をメインに募集しているクリニックもあります。
【精神科】
精神科医を求めるクリニックの傾向として、個人経営よりは病院のサテライトクリニックの方が多く募集している傾向にあります。その為、クリニックの募集でも精神保健指定医を必須条件とするクリニックが多くなっています。
各科目別の傾向を記載しましたが、まずはご要望をお聞かせください。 特に立地条件の良い募集は充足も早いので、まずはお問い合わせいただければ、すぐにご案内いたします。また、ご要望をお知らせいただけましたら、こちらからのご提案もさせていただきます。
在宅(訪問診療)