心療内科
心療内科医につきましては、世間の認識として少々精神科と混同されているように感じますが、求人側でも精神科と併せて募集されていることが多く、純然たる心療内科という観点からの求人として考えると求人側と先生との思いに少々ずれがあるように感じます。そう言った背景から、あくまでも限定的に心療内科としての勤務をご希望される場合、開業を除き、決してその門戸は広いとは言えないかもしれません。
全国的に精神科医としての求人で見てみると選択肢は非常に幅広いので、今だけではなく将来も見通して考えた場合、精神科領域のキャリア形成をなされている方が、先生のご希望される就業条件に適う求人数・目標に見合う選択肢は多くなります。これは決して、心療内科を全くしないという意味ではなく、むしろ専門領域を活かすための下地であるとも言えます。
施設の形態で言えばクリニックの求人も無きにしも非ずですが、やはり病院が主となります。求人件数自体が稀少ながらメンタルヘルスケアの観点から産業医としても活躍の場があります。